新型コロナウイルスのオミクロン株による感染が急拡大し、政府はワクチンの3回目接種を急がせているが、兵庫県内の接種率は人口の3・01%、65歳以上だと3・79%(28日時点)にとどまっている。29日は神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で大規模接種がスタートし、今後各市町で高齢者らへの接種が本格化する。
国は当初、2回目からの接種間隔を「8カ月以上」としていたが、感染拡大とともに次々と前倒しし、接種を急ぐよう要請している。デジタル庁がまとめるワクチン接種記録システム(VRS)によると、28日時点で県内の3回目接種回数は16万6122回で、全人口の3・01%にすぎない。うち65歳以上は5万9739回で同年代の人口の3・79%と、全国平均並みとなっている。
神戸市は接種券の発送を早め、すでに18万人に発送し、5万人以上が3回目接種を済ませているという。ただ、感染が急拡大する中で保健所業務は逼迫し、濃厚接触者の調査などが十分にできていない。同市の担当者は「これまで接種を控えるよう求めていた濃厚接触者がはっきり認定されず、対応が難しい」と話す。
3回目接種を始めている尼崎市では会場の誘導スタッフに発熱があり、急きょ出勤できなくなることもあった。そんな状況に備えてスタッフは20%ほど増やして確保しているため予定通りの接種を進めることができたが、同市の担当者は「感染拡大の中で、いつ誰が出勤できなくなるか分からない」。個別接種でも、発熱外来の対応に追われながら、接種に協力する医療機関がある。
県内で別の市の担当者は「これだけ多くの感染者が出ている時期に高齢者を集めて集団接種をするのはどうなのかという思いもあるが、万全を期して進めるしかない」と話す。
ノエビアスタジアム神戸には、全国最大規模の1日3500人の接種枠を用意したが、初日の29日は予約が2割程度だった。かかりつけ医などの接種希望者もいるためとみられるが、接種券が行き渡ることで、市は今後の増加を見込む。
接種を受けた神戸市西区の男性(75)は「いつかかってもおかしくなく、重症にならないよう一日でも早く受けようと来た。安心したが、コロナ禍は長引く覚悟で基本の感染対策は続ける」と話した。
(高田康夫、井川朋宏)
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