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 ラジオ関西(神戸市中央区、桃田武司社長)は31日、神戸・三宮の地下街「さんちか」にある「サテライトスタジオ」からの番組放送を、3月末で終了すると発表した。同地下街のリニューアルに伴って使用できなくなるためで、55年の歴史に幕を閉じる。

 同スタジオは1967年から使用を始め、市民からは「サテスタ」の愛称で親しまれてきた。74年から同スタジオ発のレギュラー番組を担当してきたミュージシャン、ばんばひろふみさんは「若いアーティストの登竜門だった。生演奏を披露したこともある。『いちご白書をもう一度』のヒットは、この番組のおかげだった」と感謝した。

 ラジオ関西は2月1日から、同スタジオの歩みをイメージしたデザインにブースを改装。3月7日から11日までは、ゆかりのパーソナリティーを招く特別番組の放送を予定している。(津谷治英)

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