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「プラごみすいぞくかん」と題したオブジェを制作するマキコムズの2人=神戸市長田区二葉町7、ふたば学舎
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「プラごみすいぞくかん」と題したオブジェを制作するマキコムズの2人=神戸市長田区二葉町7、ふたば学舎

 海洋ごみ問題への関心を高めてもらおうと、神戸・須磨海岸で集めたプラスチックごみを使い、神戸市在住の芸術家2人組「マキコムズ」が魚をかたどったオブジェを制作している。14日から神戸ハーバーランド(同市中央区)の商業施設「umie(ウミエ)」で展示する。(吉田敦史)

 環境保全に取り組む一般社団法人オンド(同市東灘区)が市環境局の委託を受け、2020年度に続いて企画した。

 材料のプラごみは、市や環境保全団体「神戸海さくら」の清掃イベント参加者や、同市須磨区の高倉中学校、鷹取中の生徒が収集。昨年11月のワークショップで参加者が色分けし、ニスで固めてうろこのパーツを作った。

 マキコムズのマスダマキコさん(61)とカワサキマキさん(50)はそのパーツで虹色の魚を表現するオブジェを制作中。2人とも、父親がプラスチック製造に関わる仕事をしていたといい、「長所は丈夫さ、短所も丈夫さ。世に出たプラスチックは確実に回収するのが生きている私たちの責務」「長所を生かし、作品としてもう一度生かしたい」とそれぞれ作品への思いを語る。

 3月は同市垂水区の商業施設「マリンピア神戸」でも展示を予定する。

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