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 兵庫県と三田市は10日、三田本町通りセンター街協同組合が5年にわたり、補助金計278万5千円を不正受給していたと発表した。補助対象のイベントで領収書などの申請書類を偽造し、県と市に報告していたという。

 県と市によると、組合は2016~20年度に実施した商店街振興イベントについて、電気工事費や物品レンタル費を実際より多く記載したり、本来対象期間外だったのに期間内に払ったように書いたりして領収書を偽造したという。

 組合の理事長らは市の調査に「(組合の)財政が厳しく、補助金が入らないと業者へ支払いができなかった」と説明。イベントは実際に開かれており、県と市は私的流用はないとみている。

 組合は10日付で全額返還を命じられ、25日までに応じる意向を示している。県と市は刑事告訴はしない方針。07年から理事長を務める男性は神戸新聞の取材に「就任前から続いており、不適正という認識がなかった。反省している。今後は会計に不備がないよう徹底したい」とした。(土井秀人、小森有喜)

三田
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