兵庫県は２４日、新たに２７６６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日が祝日だったことが影響し、１週間前（１７日）の４８２２人から４３％減少。新たに２０人の死亡も判明した。

　発表自治体別の新規感染者は、神戸市＝９３１人▽姫路市＝１３１人▽尼崎市＝３５４人▽西宮市＝２９８人▽明石市＝１３６人▽県所管分＝９１６人。県所管分（加古川市）で２人の取り下げがあり、県内累計感染者数は２４万７５０１人。直近１週間平均の新規感染者数は４０３１・９人で、前日から３００人近く減った。

　死者の内訳は、神戸市＝７人▽姫路市＝２人▽尼崎市＝１人▽西宮市＝４人▽明石市＝１人▽県所管分＝５人。２月中の死者は３２４人と１月（２８人）の１１・６倍に上り、累計死者数は１７５０人に達した。

　デイサービスや小学校、医療機関などで新たに１０件を超えるクラスター（感染者集団）が発生した。

　２４日午前０時時点の病床使用率は６８・７％で、２日（６６・７％）以来２２日ぶりに７割を切った。うち重症用は３２・３％。宿泊療養施設の使用率は１６・３％で、自宅療養者は前日より９４０人増えて３万７４６２人となった。（大島光貴、佐藤健介）

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