兵庫県は２８日、新たに２０４８人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週月曜（２１日）の２４９４人から約１８％減。新たに１９人の死亡も判明した。

　新規感染者は発表自治体別に、神戸市＝４６０人▽姫路市＝７２人▽尼崎市＝２４７人▽西宮市＝２７７人▽明石市＝８９人▽県所管分＝９０３人。神戸市で１人の取り下げがあり、県内累計感染者数は２６万７１２人。直近１週間の１日平均新規感染者数は３５３４・４人となり、１０日（５６１４・１人）をピークに、前週の前日が祝日だった１９日を除いて減少を続けている。

　死者の公表は自治体別に、神戸市＝９人▽姫路市＝１人▽明石市＝２人▽県所管分＝７人。２月中の死者は３８６人となり、累計死者数は１８１２人に達した。

　県は県立西宮病院の同一病棟で７０代以上の患者５人と、職員３人の感染が判明したと発表。当面、この病棟への新規入院を停止する。また、光都土木事務所（上郡町）で職員６人の感染が確認され、クラスター（感染者集団）に認定した。

　２８日午前０時時点の病床使用率は６８％で、うち重症用は２７・４％。宿泊療養施設の使用率は１４・９％で、自宅療養者は３万９１１人となった。

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