
大技への挑戦、新星の誕生など笑顔と涙で彩られた数々のドラマがフィナーレを迎えた。北京冬季五輪が20日に閉幕。日本勢が獲得したメダルは冬季史上最多の18個に上った。新型コロナウイルス禍の厳戒態勢で開催された大会。17日間の熱戦が終わり、聖火は次の舞台へ移る。

北京冬季五輪フィギュアスケート・ペアで兵庫県宝塚市出身の三浦璃来(20)=木下グループ=が19日夜、フリーに出場して7位となり、同種目で日本勢初の入賞を果たした。団体で日本は3位となってメダル獲得に貢献。銀盤を華麗に舞い、夢の舞台で脚光を浴びる三浦の活躍に、中学校時代の恩師が祝福の言葉を贈った。