連日報じられるロシアのウクライナ侵攻のニュースに触れ、不安やショックを受ける子どもたちがいる。世界各地で子どもの支援に取り組む団体は「子どもたちの動揺と向き合い、率直に話し合う」など、大人の対処のポイントを紹介。兵庫県の心のケアの専門家も「考える時間とニュースから離れる時間を意識して分けて」と助言する。
テレビやインターネットなどでは過去に例がないほど、攻撃や犠牲を伝えるニュース映像があふれている。それを日本で見聞きし「どうして戦争するの?」「人を殺したらあかんのに、なんで?」と周囲に問いかけたり、「ミサイルが飛んできても、うちのマンションは大丈夫?」と口にしたりする子どもがいる。
「子どもと戦争について話すときの五つのポイント」をまとめたのは、国際非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京都)だ。日本臨床心理士会などの協力を得て作成し、1日からホームページで発信している。
担当の赤坂美幸さん(46)は「第一は子どもが話したいときに話せる相手がいること。大人は子どもが抱いた心配を受け止めてほしい。そして、私たちがいるところは安心な場所だよ、とも伝えて」と話す。
あえて話題を避けるのは不安感や孤独感につながると指摘。「子どもの質問に対し、分からないことは分からないと伝え、一緒に調べたり、正しい情報の取り方を教えたりすることも重要」と話す。
◇
「死を身近に感じて落ち込んだり、映像が頭から離れず、緊張して体に力が入ったりする」と話すのは、阪神・淡路大震災などで子どものケアに取り組んできた兵庫県立大大学院の冨永良喜教授(69)だ。津波や原発事故の映像が連日流れた東日本大震災時も、今回のような影響が指摘された。
「戦争や暴力に接すると憎しみが湧く。子どもが怒っているなら、『やさしい気持ちが、あなたを怒らせているんだね。怒るのも立派だよ』と共感してあげてほしい」といい、「勉強したり、体を動かしたり、日常をしっかり送ることも大事」と話している。(中島摩子)
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