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イチゴの花粉を運ぶミツバチ=5日午前、神戸市北区有野町二郎
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イチゴの花粉を運ぶミツバチ=5日午前、神戸市北区有野町二郎

 5日は二十四節気の「啓蟄」。冬ごもりをしていた虫たちが陽気で土の中から出てくるころとされ、神戸市北区有野町二郎のイチゴ農園「ヤマネコファーム」では、花粉を運ぶミツバチが花から花へと忙しく飛び回っている。

 同農園では受粉を促すため、出荷用とイチゴ狩り用のビニールハウス計3棟にそれぞれ飼育箱を設置。ハウス内の気温が20度を超えると、ミツバチの活動が活発になるという。

 園主の山根康史さん(56)は「今年は寒かったため、イチゴ狩り用の方は少し生育が遅れ気味だが、味は問題ない」と話した。

 神戸地方気象台によると、兵庫県南部は5日、高気圧に覆われておおむね晴れるが、6日は寒気や湿った空気の影響で朝から雨が降る所もあるという。(坂井萌香)

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