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スーパーコンピューター「富岳」=神戸市中央区港島南町7、理化学研究所計算科学研究センター
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スーパーコンピューター「富岳」=神戸市中央区港島南町7、理化学研究所計算科学研究センター
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スーパーコンピューター「富岳」=神戸市中央区港島南町7、理化学研究所計算科学研究センター

 神戸・ポートアイランドのスーパーコンピューター「富岳」が、本格運用から丸1年たった。先代機「京」の100倍近い計算性能を誇り、利用した民間企業は1月末時点で149社。「京」本格稼働翌年度の2013年度の企業利用は、国内のスパコン全体で99社だっただけに、その多さが際立つ。脳画像解析や津波浸水状況の予測、節水トイレの開発など、幅広い業界で生かされている。

 富岳は19年に運用を終えた「京」の後継機として、理化学研究所(理研)と富士通が開発。21年3月9日に本格運用が始まり、同11月には計算速度など性能ランキング4部門で4期連続世界一に輝いた。

 富岳の利用者の選定と支援などを手掛ける「高度情報科学技術研究機構」(RIST)は今月9日、メディア向けのオンライン説明会を開いた。担当者は20年4月の試験運用開始以降、企業利用が149社に達したことを報告。富岳の性能の高さに加え、申請や報告の手続きを簡素化するなど、利用しやすい仕組みづくりにも力を入れている点をアピールした。

 画像解析の研究開発を手掛ける「日本学術サポート」(神戸市中央区)は、脳画像から精神疾患を診断する人工知能(AI)の開発に生かし、「一般的なパソコンでは2年強かかる脳画像処理を、14時間まで短縮できた」と指摘。「富岳を活用することで、計算機資源が限られるベンチャー企業でも世界で戦える」と力を込めた。(大橋凜太郎)

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