• 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、国内の大学や関連団体などの抗議声明が相次いでいる。兵庫県内では9大学が、学長名などで戦闘の即時停止などを訴えた。

 神戸市外国語大は今月2日、「侵攻は決して受け入れられない」とする学長メッセージを発表した。開学以来、ロシア語学科を設置し、学生や研究者がロシア、ウクライナ両国と交流を続けており、早期の平和解決を訴える。

 昨年末、駐日ウクライナ大使を招いて特別講義を実施した神戸学院大も、ロシア軍の無条件早期撤退を主張する。

 神戸大教職員有志や学生らの「平和フォーラム」も緊急声明を出した。海外の武力衝突では初めてだが、神大には両国出身の留学生が在籍し、ロシア人への誹謗中傷も起きていることから「憎悪感情の連鎖を防ぐため、人種や国籍を超えた連帯を」と呼び掛けた。

 また、兵庫県立大は外国人向けの学生寮に数室を確保し、日本に避難したウクライナ人学生を受け入れる準備を進めているという。(広畑千春)

 11日までに声明などを出した県内の大学は、次の通り。(神戸新聞社調べ)

 神戸大「平和フォーラム」▽兵庫県立大▽神戸市外国語大▽神戸市看護大▽関西学院大▽神戸学院大▽神戸親和女子大▽神戸国際大▽関西国際大

ウクライナ侵攻
もっと見る
 

天気(10月3日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 70%

  • 27℃
  • ---℃
  • 60%

  • 27℃
  • ---℃
  • 60%

  • 27℃
  • ---℃
  • 50%

お知らせ