花粉の季節が到来し、人だけでなくサルも苦しんでいる。兵庫県淡路島や小豆島(香川県)のニホンザルは、気温が上がった3月の半ばごろからしきりに目をこすったり、何度もくしゃみをしたり。飼育員らは「人ごとには思えない。見るのもつらい」と同情を寄せる。
約350匹を餌付けする淡路島モンキーセンター(兵庫県洲本市)では1980年代後半から、サルに花粉症のような症状が見られるという。
今年は3月上旬まで3~4匹にとどまっていたが、10日すぎからスギ花粉が増えたとみられ、30匹程度に広がった。メスの「クリ」は涙目になり、くしゃみを連発している。
「今年はひどくならずに終わるかと思ったが一気に来た」と延原利和センター長(68)。マスクや薬で対処するわけにもいかず、早くシーズンが終わるのを待つしかないという。
野生の約500匹が姿を見せる小豆島銚子渓自然動物園お猿の国(香川県土庄町)でも、2月下旬から約10匹に症状が現れた。一つの群れのボスザル「トラ」の症状が重く、涙を流して目をこすっている。
同園のサルにいつ症状が出始めたかは不明だが、担当者は「毎年、人に花粉症が広がるのと同じ時期に出ている」と話す。
一方で、神戸市立王子動物園(神戸市灘区)には、サルの仲間が14種類53頭いるが、花粉症の症状は見られないという。
日本気象協会によると、関西や四国のスギ花粉の多さは3月半ばがピーク。その後、ヒノキ花粉に移行する。飛散量は例年並みか少なめというが、4月いっぱいは警戒が必要で、花粉症の人にもサルにも過ごしづらい日が続く。(上田勇紀)
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