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兵庫県警を装い関係機関に送信されたメール。文面まで偽装していた(兵庫県警提供)
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兵庫県警を装い関係機関に送信されたメール。文面まで偽装していた(兵庫県警提供)

 添付ファイルを開くと感染するコンピューターウイルス「Emotet(エモテット)」とみられるメールが、兵庫県警サイバー犯罪対策課の差出人名で県内の行政機関などに送信されていたことが18日、分かった。これまでに被害は確認されていないが、県警が注意を呼び掛けている。

 エモテットは盗んだ過去のメール情報を使い、知人や取引先からの返信を装ってファイルを送り付けるのが特徴。開封すると、さらに連絡先を盗まれ、同様の被害が広がるため「最強のウイルス」とも呼ばれる。

 2014年の確認以降、世界で猛威を振るい、国際的な捜査で一斉摘発されたものの、昨年末ごろから再び国内外で被害が出ている。

 今回は実在する県警の部署「サイバー犯罪対策課サイバー犯罪防犯センター」が差出人名に使われた。タイトルは「設立総会の御案内について」とあり、神戸市消費生活センター(神戸市中央区)などに送られたという。

 県警によると、県警内のパソコンは感染しておらず、外部の関係先から盗まれたメール情報を悪用した可能性が高いという。同課の担当者は「アドレスは全く違うが、差出人名が警察機関だと信用してしまう人もいる。その心情を巧みに突いた手口で、非常に危険だ」と話す。(井沢泰斗)

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