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 兵庫県などに出されていた新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が、21日をもって解除される。2020年4月に初の緊急事態宣言が出てから間もなく2年、県内では同宣言とまん延防止措置が各4回出され、合計期間は300日を超えた。それでもなお、新規感染者は直近7日間平均で2千人以上確認されており、解除後も感染再拡大への注意は欠かせない。

 今回のまん延防止期間は1月27日に始まり、2度の延長を経て計54日間に及んだ。その間、飲食店は時短営業が要請され、イベントの人数上限も設定された。

 オミクロン株の流行で感染者は爆発的に増え、連日のように過去最多を更新。感染は高齢者にも次第に広がり、県内では期間中に630人以上の死亡が判明した。病床使用率は一時7割を超えたが、16日になってようやく5割を下回った。

 20年4月以降、緊急事態宣言が出された期間は計190日、まん延防止措置は計113日で、いずれかの対象となった期間は303日。21年1月1日以降に限れば、今月21日までの445日間中、措置期間が258日と約6割に達した。

 22日からは飲食店への営業時間短縮要請などが解除されるが、県は1テーブル4人以内で短時間の会食など、引き続き感染防止に注意するよう呼び掛けている。(高田康夫)

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