市民は現市政の継続を選択した。27日投開票の兵庫県西宮市長選は、現職の石井登志郎氏(50)が、日本維新の会新人ら2人との混戦を制し、再選を決めた。市民派を掲げながら、維新の党勢拡大に危機感を持つ自民党などの支援を受け、幅広い支持を獲得。昨秋の衆院選で躍進した維新は、兵庫県内初の首長誕生を狙ったが、風穴をあけることはできなかった。
「暮らして良かったと思えるように、文教住宅都市のバージョンアップを形にしていく」。当選確実の報に沸く事務所で、石井氏は決意を語り、支援者と喜びを分かち合った。
初当選した4年前と同じく、政党推薦を受けずに臨んだ選挙戦。市民との対話を生かした100項目の政策集を掲げた。街頭では「市長は政党や組織ではなく市民の代表。一人一人の良識と判断で、誰を選ぶのか問いたい」と訴え、党派色を抑えるよう腐心した。
その一方で、参院選などを控え、維新の勢いに歯止めをかけたい与野党は、そろって石井氏を支援した。
自民県連は告示の6日前に異例の「支持」を表明。市長選に参戦した元自民県議の吉岡政和氏(47)に保守票が分散しないよう、旗色を鮮明にした。石井氏の応援でマイクを握った県連会長の西村康稔衆院議員(兵庫9区)は「私たちが勝手に応援している」と気遣いをみせるほどだった。
元民主党衆院議員の石井氏と縁が深い立憲民主党、国民民主党県連も自主的に支援。国会議員や地方議員が街頭演説に駆け付け、事務所スタッフも派遣した。
ただ、事実上の政党相乗りに支えられた選挙戦に対し、維新新人の増山誠氏(43)は野合だと批判。「理念も政策も違う政党が、維新の市長を誕生させないというだけで集まっている」と矛先を向けた。
与党推薦候補を破って初当選した前回選と違い、与野党から支援を受ける状況を石井氏は「4年前は孤立無援に近かった。市政の実績を評価いただいた結果」と強調してきた。当確の報に「市政に期待している市民に真っすぐ向き合っていきたい」と真剣な表情で語った。(山岸洋介、広畑千春)
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