兵庫県は３１日、新たに２０７０人が新型コロナウイルスに感染し、４人が死亡したと発表した。新規感染者数は２日連続で２千人を超えたが、前週木曜の２３２４人からは１１％減少。直近１週間を平均した１日当たりの感染者数は、６日ぶりに減って１８４６・９人となった。

　死者の内訳は神戸市で２人、明石市で１人、県所管で１人だった。３１日午前０時時点で、病床使用率は２６・２％（うち重症用は９・８％）となった。また、神戸市は新たに小学校２３件、中学校８件でクラスター（感染者集団）が発生したと明らかにした。

　３月は月間で計７万３４８９人の感染を確認。ピークだった２月の１２万９６７７人から４割以上減ったが、月別では過去２番目に多かった。死者は３月に２８８人が公表され、２月の３８６人と比べると２５％減った。（井川朋宏）

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