元公明党衆院議員の赤松正雄さん(76)が、近現代の日本政治史を取り上げた著書「77年の興亡 価値観の対立を追って」(出雲出版)を出版し、神戸新聞社のインタビューに応じた。20年超の自公連立政権で公明の「自民党化」が進んだと指摘。夏の参院選を見据えながら「自民の補完勢力では埋没する。連立政権が本当の意味で信頼し合える関係を築けているか、試されている」とみる。
著書では、明治維新を起点に時代の転換点を77年のサイクルで捉え、終戦、新型コロナウイルス禍に至る政治史を論評。戦後に大衆のための政治を掲げた公明が「内なる改革」を目指し、自民との連立政権樹立後の動向に肉薄している。
取材には「保守政治を改革するとうたいながら、自民への忖度が目につく」と公明の現状を憂う。経済格差の是正や政治不信の対応で自民政治の歯止め役であるべきだが、「存在感が低下している」と話す。
過去2回の参院選で、互いの候補者を支援する「相互推薦」で選挙を戦った自公。だが、今夏の参院選では相互推薦を見送る動きが取り沙汰され、両党の「すきま風」が表面化した。結局、自民が兵庫など5選挙区で公明候補を推薦し、公明が独自候補を立てない38選挙区で自民候補を公明が推薦する枠組みで落ち着いたが、赤松さんは「まとまって良かったと現時点では手放しで喜べない」。
兵庫選挙区では2016年、公明が24年ぶりに独自候補を擁立。以降、自公の候補ともに勝利してきたが「手探りで(支持)票を取り合ってきた」と指摘する。自公で勝ち抜くための明確なルールづくりが不可欠と呼び掛け、「(夏の)参院選は連立政権の試金石になる」と占う。
77年のサイクルからすると、2022年の今年が次の転換点。コロナ禍に加え、ロシアのウクライナ侵攻など予断を許さない世界情勢は、市民生活をむしばみつつある。赤松さんは「真に大衆の視点に立った政治がいま必要だ」と訴える。(金 旻革)
【あかまつ・まさお】1945年、姫路市生まれ。公明新聞記者、国会議員秘書を経て1993年、衆院議員に初当選した。6期務め、2012年に引退。厚生労働副大臣や公明党兵庫県本部代表などを歴任した。
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