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姫路城内堀に2年ぶりに戻った和船「はりま」に乗って満開の桜をめでる乗客ら=姫路市本町
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姫路城内堀に2年ぶりに戻った和船「はりま」に乗って満開の桜をめでる乗客ら=姫路市本町
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 うららかな陽気に包まれた美の城が春色に染まる。昼下がり。音もなく、水面を滑るように進んでいく和船が目の前の情景に溶け込んでいく。

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)で今春、2年ぶりに運航を再開した木造船「はりま」。地元識者や技術者らでつくる「姫路藩和船建造委員会」が文化保存や技術継承を目的に製造した。2013年に始まった期間限定の事業だが、昨年は新型コロナウイルスの影響で船は陸に上がったままだった。

 船頭の櫓で内堀の約1・4キロを進む。咲き誇る花を石垣越しに見上げる光景は圧巻。桜門橋をくぐり、東側から望む大天守に、戦知らずで今も威容を誇る城郭のありがたさを知る。

 午前9時半から40分間隔で、5月31日まで毎日運航する。姫路藩和船文化協議会TEL079・280・3371(大山伸一郎)

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