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神戸に到着し、支援者と抱き合うユリヤ・ゴルバチェクさん(右から2人目)=7日夜、神戸市中央区の神戸空港
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神戸に到着し、支援者と抱き合うユリヤ・ゴルバチェクさん(右から2人目)=7日夜、神戸市中央区の神戸空港
神戸に到着し、支援者から祝福されるユリヤ・ゴルバチェクさん(中央)=7日夜、神戸市中央区の神戸空港
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神戸に到着し、支援者から祝福されるユリヤ・ゴルバチェクさん(中央)=7日夜、神戸市中央区の神戸空港

 ロシアの軍事侵攻によって故郷を追われ、日本への避難を決めたウクライナ出身のユリヤ・ゴルバチェクさん(22)が7日夜、神戸空港に到着した。支援者ら約20人の出迎えを受け、ほっとしたような笑みを浮かべた。

 ウクライナの首都、キーウ出身のユリヤさんは、法学を専攻し、昨年12月に大学院を修了。日本には、2018、19年と2回滞在したことがあったという。

 ロシアの侵攻直後、隣国のモルドバに避難。故郷を案じる一方で、日本に渡って日本語を勉強したいと志した。3月中旬、過去の滞在で「暮らしやすそう」との印象を受けた神戸の日本語学校にメールで連絡したという。

 この日本語学校の関係者が、参加する人道支援団体のメンバーに相談。神戸での滞在先の確保など支援の輪が広がり、来日が実現した。

 到着ゲートで支援者から花束を受け取り、笑顔を見せたユリヤさん。「日本に来られて幸せだが、ウクライナに残っている家族が心配」と話した。

 今後は、支援者が用意した住まいで暮らし、新型コロナウイルスの隔離期間が終わったら、日本語学校に通い始めるという。(小川 晶)

神戸ウクライナ侵攻
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