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ウクライナ有事の記事を教材に、見出しから前文を考える授業を行う若生佳久教諭=3月16日、明石市立大久保小学校
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ウクライナ有事の記事を教材に、見出しから前文を考える授業を行う若生佳久教諭=3月16日、明石市立大久保小学校

 兵庫県明石市内の教員らでつくるNIE(教育に新聞を)の研究会が3月末、約15年間にわたって世話人を務めてきた同市立大久保小学校の若生佳久主幹教諭(60)=日本新聞協会NIEアドバイザー=の定年退職に伴って休会した。1991年4月の発足から30年余り、数多くの新聞を活用した授業に取り組み、兵庫のNIEの推進力となってきた。(兵庫県NIE推進協議会事務局長・三好正文)

 若生教諭は現在、再任用教員として同校の教壇に立ち、「研究会はひとまず休会するが、今後もNIE活動の幅を広げていきたい」と話す。

 若生教諭が研究会に初めて参加したのは、高砂市内の小学校から明石市立二見北小に異動した97年。同僚の誘いだった。「新聞を使った授業は面白い」と熱中し、赴任した市内各小学校で、多様な教科・領域でNIEを展開してきた。

 当番の児童がその日の記事から「イチオシ記事」を発表する▽各自が気に入った記事を1週間分スクラップし、新聞を作る▽新聞から文字数の多い熟語(複合語)を探す-など。「4コマ漫画で『起承転結』を学ぼう」と、「新聞に載っている大きな数を探そう」は日本新聞協会が2020年に発行した先生向けのガイドブック「新聞で授業が変わる」(小学校編)に収録された。

 研究会は、あかし教育研修センターの助成を受け、大久保小の教諭5人が活動。21年度は、国連のSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに新聞を作るなどしたが、若生教諭が定年を迎えたことで、活動に一区切りつけた。

 若生教諭は「社会の動きを知るツールとして新聞は最適。情報通信技術(ICT)機器を活用した授業が主流になっているが、新聞紙の紙媒体の実践も続けていきたい」と話している。

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