2021年度に但馬地域で水揚げされたズワイガニの1キロ当たり総平均単価は前年度より39%高い9519円となり、記録のある1975年度以降で最高だったことが、兵庫県但馬水産事務所のまとめで分かった。漁獲量が528トン(前年度比31%減)と過去25年で最少だったほか、外国産の輸入減で市場への供給量が全体的に減ったことで希少価値が高まり、単価は飛躍的に上昇した。
但馬地域では昨年11月6日に漁が解禁され、底引き網漁船は昨季よりも4隻減の40隻が今年3月20日まで操業した。山陰沖での資源量の減少に加え、しけの影響で出漁機会も減り、記録的な不漁に見舞われた。
ズワイガニの中でも特に近年、漁獲量が400~500トン台で推移していたマツバガニ(雄)は252トン(前年度比44%減)しか取れず、99年以来、22年ぶりの300トン割れとなった。ミズガニ(脱皮直後の雄)は54トン(同10%増)で堅調だったが、セコガニ(雌)は221トン(同15%減)に低迷。兵庫県に割り当てられたズワイガニ全体の漁獲可能量892トンの消化率は、59%にとどまった。
1キロ当たりの単価も、マツバガニは1万4866円(前年度比77%増)まで跳ね上がり、全体を押し上げた。近年は、ロシア産やカナダ産などの冷凍ガニを消費が旺盛な米国や中国が買い求める流れがあり、外国産の輸入減も価格高騰に拍車を掛けたとみられる。
その結果、全体の漁獲金額は50億2487万円と、前年度(52億878万円)に次ぐ過去2番目の高さを記録した。内訳は、マツバガニが37億5235万円(前年度比0・9%減)、セコガニが11億5972万円(同14%減)、ミズガニが1億1280万円(同6%増)だった。
今後、ロシアのウクライナ侵攻の影響でズワイガニなど水産物の価格高騰も懸念されている。ある水産加工業者は「複合的な要因が重なったとはいえ、既に一般消費者の手が届きにくい価格帯。“カニ離れ”が進まないか不安だ」と話した。(長谷部崇)
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