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閉校後、植物性シリカ製造工場として使用されている旧八千代北小=多可町八千代区
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閉校後、植物性シリカ製造工場として使用されている旧八千代北小=多可町八千代区

 兵庫県多可町の八千代北小学校跡地に堺市の製造業「広藤洋行」が建設した工場から「悪臭がする」と住民が訴え、町が同社に立ち退きを求める民事訴訟を起こした。第1回口頭弁論が12日、神戸地裁社支部であり、同社は「町が主張する契約解除は無効」と請求棄却を求めた。

 工場は肥料などに使う植物性シリカを製造。広藤洋行は町が跡地利用者として選定し、2020年9月に工場を稼働。工場ではシリカを取り出す過程で農業廃棄物のもみ殻を燃やし、住民から臭いや煙の苦情が寄せられた。

 町は今年2月、同社に土地と建物の明け渡しを求めて提訴。訴状によると、同社は契約前の地元説明会などで「ほぼ無煙で燃焼し、臭いはほとんどない」と説明していた。稼働後、町が改善を求めたが、同社は「環境基準を満たしている」と対策を拒否したとしている。

 同社は答弁書で、跡地利用者選定の審査会で「『臭いがないとは言えない』と説明した」と反論。住民説明会などで「環境への負荷をかけないよう努力する」と発言したものの、約束はしていないとし「町は広藤洋行が約束を破ったと主張するが、いついかなる約束をし、その約束と(工場の)用法がどう異なるのかを明確にするべき」と説明を求めた。

 口頭弁論では、工場の近隣住民が審理に補助参加することなどが決められた。

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