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「ユニバル」の工場を見学し、従業員と意見を交わす神野大地さん(右)=加古川市志方町上冨木(ユニバル提供)
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「ユニバル」の工場を見学し、従業員と意見を交わす神野大地さん(右)=加古川市志方町上冨木(ユニバル提供)
「3代目山の神」神野大地さんとユニバルがコラボしたランニング用靴下
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「3代目山の神」神野大地さんとユニバルがコラボしたランニング用靴下

 兵庫県加古川市の靴下メーカー「ユニバル」と、プロランナーで青山学院大時代に箱根駅伝で「3代目山の神」と称された神野大地さん(28)=セルソース=がランニング用靴下を共同開発し、22日発売した。神野さんにツイッターで質問したのをきっかけに、神野さんが同社のブランド「イダテン」の靴下を使っていると判明。トントン拍子に話が進み、1年かけて完成させた。神野さんは「自分が本気で良いと思える物ができた。多くの人にはいてもらえたら」と期待する。(増井哲夫)

 昨年1月、ランナーのツイッターをフォローしていたユニバル広報担当が、神野さんが質問を募集してユーチューブで回答するという企画を発見。ダメ元で靴下の改善点などを尋ねると、6日後に回答動画が流された。お礼にイダテンの靴下を送ろうとコメント欄に書き込むと、神野さんから思いもよらぬ返信が届いた。

 「履いています。何度も注文しました」

 同社によると、イダテンの靴下は特殊な糸で生地に滑り止め効果を持たせている。よくある滑り止めシリコン付き靴下だと、凹凸で足裏が痛くなり後半のペースに影響が出るといい、そんな悩みを解消してくれたのがイダテンだった。

 「イダテンを使ってる!?」。社長の横山裕司さん(56)ら社員もびっくり。慌てて自社の販売サイトを調べると、確かに購入履歴があった。「この縁は大切にしなければ」と神野さんの事務所に連絡し、コラボ企画を打診。昨年5月から商品化に向けたやりとりが始まった。

 イダテンにどのようなプラスアルファが必要かを神野さんに聞いた。特にこだわったのは丈だ。近年ブームの厚底シューズで走ると、アキレス腱の辺りにシューズが擦れるため、そこをカバーできる長さに。今年2月、神野さんが工場を訪ねて最終調整。コラボモデルが完成した。

 足首周りに神野さんのプロデュースブランド「RETO(レト)」、甲に「IDATEN」のロゴをあしらった。神野さんは試作品を既にレースで使用。昨年12月の防府読売マラソンでは2時間9分34秒の自己新で2位に入った。

 横山さんは「地場産業の命運をかけて立ち上げたのがイダテン。小さな企業の努力に光を当ててもらえた」と喜ぶ。神野さんは「アスリートと、ものづくりにこだわる中小企業との相性はいい。今後も連携を強化したい」としている。

 1760円。22~24センチ、24~26センチ、26~28センチの3サイズ。購入はレトまたはイダテンのウェブサイトで。

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