総合 総合 sougou

  • 印刷
接種を前に注射器に分けられる新型コロナウイルスのワクチン=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)
拡大
接種を前に注射器に分けられる新型コロナウイルスのワクチン=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 5~11歳を対象にした新型コロナウイルスワクチンの小児接種で、兵庫県内で1回目のワクチン接種を終えた子どもは、対象約32万9千人のうち約2万6千人にとどまり、接種率は7・8%だったことが県内41市町への取材で分かった。全国平均の接種率は12・8%(4月27日時点)で、兵庫は5ポイント程度下回っている。予約のペースは落ちており、接種券を対象世帯に送付しない自治体で接種が低調となる傾向もみられた。

 4月26~28日に、各市町に接種対象者数や接種回数を聞いた。集計時点は市町ごとに異なり、回答を受けた4月18~28日のいずれかの数字をまとめた。

 1回目の接種率が最も高かったのは新温泉町で35・3%(同22日時点)。香美町の26・8%(同24日時点)、養父市の19・1%(同)が続き、この3市町を含めて10%以上に達したのは20市町だった。

 ただ、県内最高の新温泉町でも、ワクチン接種をした子どもは3人に1人の割合。同町は集団接種によって対象者の半数程度の接種を見込んだが、届いていない。それでも県内では高い接種率となり、町の担当者は「小学校の休校などが相次ぎ、保護者の意識が高まったのかもしれない」と話す。

 小児接種では接種券を全対象世帯に送付せず、自ら申し出た人に渡す方法を採った市町もある。このように申請を受けて保護者に接種券を出している稲美町の接種率は3・1%(4月18日時点)、播磨町は2・2%(同)と最も低かった。

 一方、成人らの接種と同様に小児接種券を送付する方式の市町では、尼崎市が3・7%(同25日時点)と最も低く、接種開始が遅かったことが理由という。

 また、たつの市は予約が減ったため接種体制を縮小した。医療機関5カ所を用意したが、開始2週間で予約が少なくなり、現在は1カ所のみで受け付ける。

 姫路市は集団接種を計画したが、予約が低調で、1回目に設定した予約枠260人分のうち接種は6割程度にとどまった。切り替えた個別接種も予約枠に空きがあるといい、担当者は「接種はあまり伸びないのではないか」と話す。

 小児接種は、12歳以上の接種とは異なり、専用の米ファイザー製ワクチンを使う。1回目接種から約3週間後に2回目を接種する。オミクロン株に対する効果のデータが不十分で、現時点では予防接種法に基づく努力義務は課されていない。(高田康夫、小川 晶)

【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

新型コロナワクチン
総合の最新
もっと見る
 

天気(6月29日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 0%

  • 38℃
  • ---℃
  • 0%

  • 34℃
  • ---℃
  • 0%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ