将棋の藤井聡太五冠(19)が持つタイトルに、兵庫県明石市出身の新鋭・出口若武(わかむ)六段(26)が挑戦する。28日に開幕する「第7期叡王(えいおう)戦5番勝負」。八大タイトルのうち竜王、王位、叡王、王将、棋聖の五つを保持する藤井叡王は言わずと知れたトップ棋士だが、出口六段も強敵を次々に退け、ひのき舞台に駆け上がってきた。(井原尚基)
出口六段は井上慶太九段(58)=加古川市=門下。明石市立藤江小1年の時に将棋を覚え、6年の秋に棋士養成機関の奨励会に入った。望海中、明石北高校を経て、23歳で四段プロ入りした。
プロ3年目の2021年度は現役棋士約170人中、勝ち数、勝率とも5位になり、これまでに棋聖戦、NHK杯では本戦で8強に食い込んだ。
「トップ棋士と対局しても勝負できる部分が見えてきた」と自身の成長を実感する一方、「これという成果を残せていなかった」と、もどかしさも付きまとっていたという。
昨年7月から始まった今期叡王戦では、名人経験のある佐藤天彦九段(34)を破るなど、予選、本戦の各トーナメントを通算8連勝。タイトル初挑戦を決めた。
挑戦者決定戦では、昨年の加古川青流戦優勝者、服部慎一郎四段(22)と激闘を繰り広げた。一時は守勢に回ったが、「一石三鳥」と振り返る桂打ちが決め手となり、形勢をひっくり返した。「タイトル挑戦という結果を得られたのは一つの成長。自分にとって大きい」と喜ぶ。
藤井叡王とはプロ入り前の18年、若手棋戦の一つ「新人王戦」で決勝3番勝負を戦ったことがある。
その時は2連敗し、通算成績も1勝4敗と水をあけられているが、直近の対局は出口六段が勝った。
師匠の井上九段は「藤井さんが圧勝するとみなさん思っているかもしれませんが、そこまで差はない。意外とおもしろい将棋になるのでは」と期待する。
藤井叡王を「才能や強さがあるのはもちろん、将棋が好きな上に、目の前の一局に全力を尽くしているところがすごい」と評する出口六段。自身の強みは「負けそうになっても、相手に難しい選択を与え続ける粘り強さ」と分析する。
将棋ファンの注目が集まるタイトル戦。相手が藤井叡王となればなおさらだ。「自分の力が100%出るような形を目指し、どちらが勝つか分からないような将棋を見せたい」。静かに決意を語った。
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