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バイオリンを手に完成したばかりの野外ステージに立つマウロ・イウラートさん=神戸市灘区六甲山町
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バイオリンを手に完成したばかりの野外ステージに立つマウロ・イウラートさん=神戸市灘区六甲山町
バイオリンを手に「自分たちも自然の一部」と説くマウロ・イウラートさん
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バイオリンを手に「自分たちも自然の一部」と説くマウロ・イウラートさん
野外ステージへのアプローチのため森の中に設けられた通路。両側には線路で使われていた枕木が再利用されている=神戸市灘区六甲山町
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野外ステージへのアプローチのため森の中に設けられた通路。両側には線路で使われていた枕木が再利用されている=神戸市灘区六甲山町
野外ステージは木々に囲まれ、開放感にあふれる=神戸市灘区六甲山町
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野外ステージは木々に囲まれ、開放感にあふれる=神戸市灘区六甲山町
野外ステージを囲む木々=神戸市灘区六甲山町
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野外ステージを囲む木々=神戸市灘区六甲山町

 六甲山上で音楽を♪ イタリア・トリノ出身のバイオリニスト、マウロ・イウラートさん(45)が、神戸市灘区六甲山町の自宅敷地の森に野外ステージ「六甲山ハルモニア 森のステージ」を建設した。スギやアカマツの木立に囲まれた六角形の舞台。風がそよぎ、葉音や小鳥のさえずりとともに弦が響き、開放的な気持ちになれる。イウラートさんは「ここで、みんなで一緒に音楽を楽しみたい」と歓迎する。

 イウラートさんは出身地のジュゼッペ・ベルディ国立音楽院やウィーン国立音楽大で学び、2003年に来日。兵庫芸術文化センター管弦楽団のゲストコンサートマスターなどを務め、人気デュオ「ゆず」とも共演するなど多彩に活躍してきた。さらに神戸・北野で音楽スクール「ハルモニアKOBE」を主宰し、後進も育ててきた。

 幼少時代から山岳のエキスパートだった伯父の影響でアルプスの大自然に親しみ、昨春には神戸新聞電子版NEXTの映像サイト「秘密のコンサート~六甲山×クラシック」の「プログラム#1須磨アルプス・馬の背」編にも出演した。昨年12月、神戸・北野の音楽スクールはそのままに、六甲ケーブル六甲山上駅近くに妻子と移住した。

 六角形のステージ(約100平方メートル)は六甲山の活性化を目指す神戸市の賑わい創出事業の助成を受けて建設。デッキ材には耐久性がいい樹脂と木材を混合した人工木材を使い、演奏者が舞台の半分を占めても、聴衆約50人を収容できる。演奏者と聴衆をいかようにも配置でき、一日の太陽の傾きで光の差し方も刻々と変化する。アプローチしやすいよう遊歩道も整備し、野外トイレも設けた。

 イウラートさんは「四角形の建物の中で、まるで教会の牧師と信者、学校の先生と生徒のようなスタイルで弾くことにずっと疑問を感じてきた。ここでなら自分たちも自然の一部であることを実感しながら一体感を味わえ、音楽に浸れる」と話す。

 今後はステージで自身のコンサートを開いていくほか、音楽以外の多目的な用途でも貸し出しに対応するという。場所は同駅から北に徒歩約15分。ハルモニアKOBE(六甲山)TEL078・855・5026

(松本寿美子)

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