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微細な霧が吹き付けられるミニトマト。日差しや気温の上昇に応じ、噴霧の回数は増える=西脇市鹿野町
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微細な霧が吹き付けられるミニトマト。日差しや気温の上昇に応じ、噴霧の回数は増える=西脇市鹿野町
土のない空間に根を伸ばすミニトマト。噴霧される霧で効率よく吸水する=西脇市鹿野町(撮影・長嶺麻子)
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土のない空間に根を伸ばすミニトマト。噴霧される霧で効率よく吸水する=西脇市鹿野町(撮影・長嶺麻子)

 養分をたっぷり含んだ霧を吹き付け、ハウス内でトマトなどを育てる水耕栽培が兵庫県西脇市内の農場で実践されている。水量や温度管理が容易で、糖度が高いなど付加価値が高い野菜ができるという。節水効果から砂漠や宇宙空間での活用も期待されている。

 農場は10年前、産業用の噴霧装置の製造が中心だったスプレーノズルのメーカー「いけうち」(本社・大阪市)が研究用につくった。霧を生み出す技術を応用し、トマトをはじめレタスといった葉もの野菜の栽培を始めた。今では「霧のトマト」として西脇市内の直売所などで販売する。

 生育状況に応じ、霧を根に直接吹き付けて効率良く吸水させる。ハウス内の湿度や温度を一定にするため、天井からも噴霧する。栽培技術は既に中東地域で実証されており、宇宙空間での農作物栽培を視野に3年前から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究にも取り組む。

 霧の栽培システムは昨夏から本格的に販売している。彦坂陽介農場長(37)は「農業への新規参入のハードルも下がるし、何より、持続可能な栽培で環境に優しい。未来の農業として広めたい」と話す。(長嶺麻子)

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