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宙組「NeverSayGoodbye(ネバー・セイ・グッバイ)-ある愛の軌跡-」東京宝塚劇場公演の千秋楽でもライブビューイングが実施された=神戸市中央区、OSシネマズミント神戸
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宙組「NeverSayGoodbye(ネバー・セイ・グッバイ)-ある愛の軌跡-」東京宝塚劇場公演の千秋楽でもライブビューイングが実施された=神戸市中央区、OSシネマズミント神戸
東京宝塚劇場で上演中の雪組「夢介千両みやげ」も6月12日の千秋楽公演生中継が予定されている(宝塚大劇場での公演の様子、撮影・吉田敦史)
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東京宝塚劇場で上演中の雪組「夢介千両みやげ」も6月12日の千秋楽公演生中継が予定されている(宝塚大劇場での公演の様子、撮影・吉田敦史)
現在、宝塚大劇場で上演中の星組公演「めぐり会いは再び next generation 真夜中の依頼人」の一場面。30日の千秋楽には生中継を予定(撮影・鈴木雅之)
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現在、宝塚大劇場で上演中の星組公演「めぐり会いは再び next generation 真夜中の依頼人」の一場面。30日の千秋楽には生中継を予定(撮影・鈴木雅之)

 宝塚歌劇の人気公演を映画館でリアルタイムに鑑賞できる「ライブビューイング」が注目を集めている。千秋楽や全国ツアーを各地の映画館で生中継。チケット争奪戦に敗れたファンだけでなく、コロナ禍で遠方に出掛けるのがためらわれる人にも重宝されている。観劇は「生に勝るものなし」だろうが、中継は「その次の選択肢」としてのメリットもあるようだ。(小尾絵生)

 映画館での公演中継が始まったのは2007年。当初はトップスターの退団公演が中心だった。16年の雪組「るろうに剣心」から東京宝塚劇場の千秋楽が中継されるように。最近では宝塚大劇場と東京宝塚劇場それぞれの千秋楽のほか、全国ツアー作品なども対象となっている。

 2月、名古屋市の御園座で上演された星組「王家に捧(ささ)ぐ歌」を、神戸市内の映画館で鑑賞した。現地への遠征がかなわなかった妹に誘われ、ライブビューイング初体験。上映5日前と迫っていたが、鑑賞券はインターネットで無事に購入できた。

 上映が始まると、迫力あるサウンドで一気に劇の世界観に引き込まれる。大画面の中のステージは、場面ごとに一番おいしいアングルで見せてくれる。コーラスシーンは引いて全体を、スターの見せ場はアップで、首筋を伝う汗のつぶまで見ることができた。

 普段、劇場ではオペラグラスを構えてひいきの演者を見たり、拍手をしたりとせわしないのに比べると、落ち着いて劇の世界にひたれる。映画館はさながら宝塚大劇場。フィナーレでは、思わず拍手を送りそうになった。

 公演の最後、トップスター礼真琴(れいまこと)が映画館の観客に呼びかける一幕もあり、現地の劇場と全国の映画館の物理的な距離を超えた一体感があった。鑑賞を終えた観客の顔は、宝塚大劇場で見る、満足げでうっとりとした表情と同じだった。

 ライブビューイングを企画する宝塚クリエイティブアーツの担当者は「劇場に行くのはハードルが高いお客さまにも、近くの映画館で楽しんでいただける機会になっている」とする。

 同社は20年から、自宅のパソコンやスマートフォンなどで公演を視聴できるライブ配信サービスも展開している。

 今後さらにファンの裾野を広げるのにも一役買いそうだ。

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