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神戸地裁=神戸市中央区橘通2
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神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 神戸市東灘区の私立甲南小学校で、いじめを受けて精神疾患を発症したなどとして、通学していた男児が同級生男児2人や学校法人などに計1760万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、神戸地裁であった。久保井恵子裁判長は、2人の一部行為を「いじめ」と認定したが、精神疾患の主な原因とは認めなかった。学校側の対応については、不適切ではないとして訴えを棄却した。

 判決などによると、男児は低学年だった2016年ごろからいじめを受け、その後不登校に。解離性障害などを発症し、転校を余儀なくされた。

 久保井裁判長は、すれ違いざまにぶつかった▽転んだ男児を取り囲んで蹴った-など、原告が主張する該当行為のうち一部をいじめと認め、結果などから金額を算出。当時小学校低学年だった同級生男児2人には責任能力がないため、それぞれの両親に計55万円を支払うよう命じた。

 安全配慮義務違反を問われた当時の担任教諭らについては、児童らへの調査や指導、兵庫県への報告など、いじめを把握してからの対応に不備を認めなかった。

 原告男児の父親は「校内での児童の安全を確保すべき学校の責任が認められず非常に残念。まともに学校へ通えていない子どもの心情を思うと怒りしかない」とコメントした。

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