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小型ヨットでの単独無寄港太平洋横断を世界最高齢で達成した海洋冒険家の堀江謙一さん=5日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
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小型ヨットでの単独無寄港太平洋横断を世界最高齢で達成した海洋冒険家の堀江謙一さん=5日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
帰港した堀江謙一さん=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)
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帰港した堀江謙一さん=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)
無事に帰港し、上陸した堀江謙一さん(中央)=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)
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無事に帰港し、上陸した堀江謙一さん(中央)=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)
帰港した堀江謙一さん=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)
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帰港した堀江謙一さん=5日午後、兵庫県西宮市西宮浜4(撮影・鈴木雅之)

 ヨットによる単独無寄港の太平洋横断を世界最高齢で果たした海洋冒険家の堀江謙一さん(83)=兵庫県芦屋市=が5日午後1時過ぎ、同県西宮市の新西宮ヨットハーバーに上陸した。日本時間の3月27日午前に米サンフランシスコを出発し、ゴール地点の和歌山県沖まで約8700キロを69日間かけて航海。洋上では神戸新聞社を通じて地元・阪神間の子どもたちからメールなどで応援や質問を受け、嵐や黒潮を乗り越える様子を伝えてきた。(村上貴浩)

 「サントリーマーメイド3号」に乗って新西宮ヨットハーバーに姿を現した堀江さんは、真っ黒に日焼けし、集まった関係者らに笑顔で大きく手を振った。

 1962(昭和37)年、23歳で世界初の小型ヨットによる単独無寄港の太平洋横断を達成した。パスポートを持たない「密出国」で物議を醸したが、帰国後は英雄とたたえられ、その冒険譚は「太平洋ひとりぼっち」として書籍化や映画化された。

 その後、74年には単独無寄港の世界西回り一周、82年には世界初の縦回りの世界一周を成功させるなど、ヨットマンとして数々の偉業を成し遂げてきた。

 今回は60年前の太平洋横断とは逆のルートをたどり、出航直後から嵐に見舞われた。神戸新聞社を介して堀江さんは「出だししょっぱなから、やられました。外は真っ暗。風と波の音ばかりでした」と海上からメールなどで子どもらに伝えた。

 その後は風に乗るとスピードを上げて順調に航海を続け、予定より1週間早い4月16日にハワイのオアフ島沖を通過。「沖合から見るダイヤモンドヘッドは意外にきれいでしたが、船も多く、ゆっくりと眺めている暇はありませんでした」「風と波が強く、まるで暴れ馬に乗っているよう」などとつづった。

 日本列島に近づくと黒潮や梅雨前線などに行く手を阻まれ、ベテランヨットマンも苦戦を強いられた。

 出航から53日後の5月19日。「午前1時ごろ、スコールが来ました。波は比較的小さいものの、風向きは東西南北と安定せず、午前3時ごろまで振り回されました」

 5月23日。「昨夜はスコールのでっかいのが何個も来て大変でした。ヨットは、右へ行っても左へ行ってもバックする始末。寝ずに頑張ったのですがダメでした」

 5月28日。「黒潮から逃れるために南へ逃げています。自然現象には勝てません。仕方ないです。我慢です」

 6月2日夜に黒潮を通過して一気に速度を上げると4日未明、ゴールに設定した紀伊水道に入った。

堀江謙一さん阪神
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