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新施設の建設現場に立ち並ぶ、しま模様の巨大なクレーン。ニシキアナゴのようにも見える=神戸市須磨区若宮町1
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新施設の建設現場に立ち並ぶ、しま模様の巨大なクレーン。ニシキアナゴのようにも見える=神戸市須磨区若宮町1
ニシキアナゴ
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ニシキアナゴ

 空に向かってにょっきり、にょっきり。しま模様のクレーンが立ち並ぶ光景は、水族館の人気者ニシキアナゴが砂から顔を出して戯れているかのよう。

 2024年に新しい水族館へ生まれ変わる神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区)。多くの施設はすでに取り壊されてさら地となり、クレーンを使って新施設の建設工事が始まった。現在は本館のみが営業する。

 同園でも展示されるニシキアナゴはチンアナゴの仲間でインド洋や太平洋に生息する。体長約40センチで砂底に群れをなし、面長の顔つきが愛らしい。

 特徴はオレンジと白のしま模様の体で、建設現場のクレーンも赤と白が配色される。左右に転回する動きは、巣穴から顔を出して水中で揺れるニシキアナゴの姿に重なって見えてくる。

 2年後の新水族館のオープンに向けて準備が進む「スマスイ」。変貌するさまも訪れた人の目を楽しませてくれている。(秋山亮太)

神戸
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