人口増加が9年間続いている兵庫県明石市で、この間に兵庫県内他市町からの転入者が転出者を9319人上回っていたことが分かった。神戸市との間では転入超過が約4250人となり、超過全体の半数近くを占めた。一方、県外との間では転出が転入を185人上回っており、明石市の人口増は主に県内からの「転入超過」によって起きている構図が浮き彫りになった。
■46%が神戸市から
前年比で明石市の人口が増えた2013~21年について、住民基本台帳に基づき神戸新聞社が集計した。
明石市への転入超過が最も多かった県内市区町は神戸市西区で、転入者数が転出者数を1896人上回った。続いて、加古川市=1855人▽姫路市=1153人▽神戸市垂水区=1088人▽高砂市=582人▽神戸市須磨区=547人▽同市北区=368人▽同市東灘区=292人。
一方で、神戸市中央区に対しては214人の転出超過。播磨町、稲美町とも、それぞれ380人、63人の転出超過だった。そのほか首都圏や大阪府との間で転出超過が多かった。
■子育て世帯が押し上げ
年代別の転入超過は25~29歳の3391人が最多。以下、30~34歳=2477人▽0~4歳=1638人▽35~39歳=1430人▽5~9歳=603人-と続き、子育て世代、その子ども世代が上位となった。
また、この9年間の明石市の死亡数は出生数を1048人上回り、「自然減」の状態。20年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子どもの推定人数)は1・62と、10年前と比べて0・14ポイント上がった。市の担当者は「若い世代の転入超過が出生率を押し上げた」とみている。
明石市で県内他市町からの転入超過が多い状況について、県計画課の担当者は「どの市町も人口減対策に力を入れているので、個別の動きには言及しづらい」とした上で「首都圏や大阪への転出超過は県と明石市にとって共通の課題なので、解消に取り組む」としている。
(長尾亮太)
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