チアの世界最高峰、米プロバスケットボールNBAで兵庫県宝塚市出身の大西真菜美さん(26)がダンサーとして活動し、一時帰国した。米プロフットボールNFLチームの試験には落ちたが、NBAのアトランタ・ホークスに舞台を移して合格した。夢をかなえた後も、技や英語の習得など苦労の連続。それでも「人間力を高めるための修行中です」と笑みを見せる。
(藤村有希子)
現在、オフシーズンで日本に戻っている大西さん。国内各地を回ってダンスを教えるほか、ユーチューブで活動を発信し「皆さんの夢やモチベーションアップにつながれば」と話す。
幼い頃から、クラシックバレエやヒップホップダンスに親しんできた。チアリーディングの強豪、箕面自由学園高校(大阪)に進み、日本選手権の高校部門で頂点に。立命館大では日本代表の主将として世界選手権に出場し、優勝に貢献した。
卒業後は、旅行会社で働きながらサッカーJリーグ・ガンバ大阪やバスケットBリーグ・滋賀レイクスターズの専属チアリーダーとして活動。その中で、本場への思いが募った。渡米してNFLの3チームを受験し、不合格。帰国も考えた。
しかし、現地で知り合ったNBAアトランタ・ホークスのダンサーが、異国から来た自分にも丁寧に接してくれ、その人柄に大西さんはひかれた。「私もホークスのダンサーになりたい」と挑戦の場所を変えた。
昨年8月、競争倍率は10倍以上ともされる試験に臨んだ。決められた振り付けを動画で提出し、クリアすると、対面でのダンス審査へ。大西さんは筋肉質な身体を生かし、パワフルな踊りを披露した。最も大事にしたのは「思いを伝えよう」という心構え。「顔の中を全部動かすぐらい」に表情を豊かにし、躍動感を前面に出した。
合格者として自分の名前が呼ばれたときは、頭の中が真っ白になった。「ダンスのスキルでは私よりうまい人もいたけれど、目の輝きなどが伝わったのでは」と今では思っている。
◇
合格がゴールではない。その後こそ、努力が必要な世界だ。振り付けは毎試合違うため、ほぼ毎日を練習に費やしてきた。振りを完璧に覚えるのはもちろん、「海外のダンサーと比べて小柄だとスキルが低く見えてしまう」と、筋力トレーニングで太もも裏や尻、腹筋、背筋を鍛える。脂っこい食事を控えようと、多忙な中でも自炊を続けた。
一番つらかったのは言葉の壁。ダンサー同士で会話が始まると「スラング(俗語)も入るし、ニュアンスが分からない」と孤独感にさいなまれた。より深い内容のやりとりにも対応できるようにと、英会話レッスンを週3日重ねている。
今月24日には再び渡米し、ホークスの新シーズンの試験を受ける予定だ。2季連続の合格を見据えるとともに、「今後はみんなが考えていないようなことに挑戦したい。目指すのは、わくわく感を与えられるエンターテイナー」。26歳の夢は尽きない。
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