宝塚歌劇花組「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨(ほうこう)~」の新人公演が21日、兵庫県宝塚市栄町1、宝塚大劇場で上演された。2016年入団の第102期生、侑輝大弥(ゆき・だいや)が、新人公演に出演できる最終の7年目で初の主演リストを、ヒロインのマリー・ダグー伯爵夫人役は、4年目の星空美咲(ほしぞら・みさき)が務めた。
「ピアノの魔術師」と称された天才ピアニスト、フランツ・リストの栄光と苦悩を描くミュージカル。侑輝は安定感のあるダンスと身のこなし、細やかなしぐさや表情で、揺れ動くリストの内面を表現。ドラマチックな曲の数々も情感たっぷりに歌い上げた。
「とにかくライト(照明)が明るく、よく見えなくて。でもそれが役(リスト)の求める光なのかもと、ある種の気持ちよさを感じた」と照れくさそうに話した。稽古中、トップスター・柚香光(ゆずか・れい)からは「もっと自然に。呼吸を大切に」と助言され、「だから柚香さんは、毎回、まるで役がそこにいるように演じられる。自分もそうなりたい」と目標が明確になったという。
星空は、過去に宝塚バウホール公演で1回、外部で2回、ヒロインを経験しているが、新人公演では今回が初めて。「これまでで一番難しい役」と振り返る。トップ娘役の星風まどかからは「リストへの愛情を大切に。振りむき方、足の踏み出し方など、所作を意識して」とアドバイスを受けた。「(新人公演は)この1回にかける緊張感があり、難しいが、だからこそ出るエネルギーが感じられて、とても面白いなと思いました」と笑顔を見せた。
2人は「課題しかない。東京公演に向けさらに精進する」と気を引き締めていた。
リストの好敵手で「ピアノの詩人」と呼ばれたショパンに3年目、県立兵庫高校出身の鏡星珠(かがみ・せいじゅ)が大抜てき。伸びやか歌、しなやかな踊り、丁寧なせりふ回しで、繊細な役柄を演じきった。
東京宝塚劇場での公演は8月11日。
(片岡達美)

-
阪神
-
神戸
-
未来を変える
-
新型コロナ
-
姫路
-
姫路
-
-
但馬神戸西播
-
-
西播
-
おくやみ
-
-
-
-
-
-
スポーツ東播
-
-
新型コロナ
-
神戸
-
戦後77年
-
戦後77年
-
おくやみ
-
淡路
-
-
防災
-
防災
-
-
映画「島守の塔」特集
-
阪神新型コロナ
-
新型コロナ
-
教育阪神
-
戦後77年尼崎話題
-
戦後77年
-
-
映画「島守の塔」特集
-
戦後77年
-
神戸戦後77年尼崎話題
-
新型コロナ
-
-
姫路神戸戦後77年
-
北播神戸
-
神戸
-
新型コロナ
-
明石
-
戦後77年東播
-
神戸東灘話題
-
神戸東灘話題
-
神戸東灘話題
-
阪神
-
阪神新型コロナ尼崎話題
-
新型コロナ
-
神戸
-
ウクライナ侵攻戦後77年
-
新型コロナ神戸東灘話題
-
-
新型コロナ
-
戦後77年
-
新型コロナ
-
神戸新型コロナ
-
新型コロナ
-
西播
-
明石但馬神戸
-
新型コロナ医療
-
阪神
-
-
-
-
新型コロナ新型コロナワクチン
-
新型コロナ
-
安倍元首相銃撃
-
新型コロナ
-
神戸MARUDORI
-
姫路
-
神戸東灘話題
-
神戸
-
おくやみ震災27年
-
新型コロナ医療
-
北播
-
参院選兵庫22
-
新型コロナ神戸東灘あれこれ
-
教育三田
-
新型コロナ神戸東灘話題
-
教育神戸
-
西播
-
神戸
-
新型コロナ
-
おくやみ震災27年
-
高校再編教育高校受験阪神三木
-
神戸戦後77年
-
明石
-
東灘話題
-
教育神戸
-
新型コロナ
-
-
-
北播淡路
-
おくやみ
-
淡路
-
姫路