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参院選兵庫選挙区に立候補した片山大介氏=兵庫県庁(撮影・長嶺麻子)
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参院選兵庫選挙区に立候補した片山大介氏=兵庫県庁(撮影・長嶺麻子)

 6年前の参院選で初当選して以来、「現場」を重視してきた。当事者の声に耳を澄ませ、専門家の意見も必ず聞く。「時間はかかるが、これをしないと問題の本質が見えてこない」

 元NHK記者。1989年、父で党前共同代表の片山虎之助参院議員が初当選した選挙で、取材する記者たちの姿に憧れた。入社後は警察や皇室を担当した。

 「報道の力で社会を変える」と20年以上現場を歩いたが、次第に直接社会をつくることに携わりたいとの思いが強くなった。政治家への転身に母親は反対。虎之助氏からは「いい仕事ではない」と言われたが、政治の道を選んだ。

 1期6年を振り返り、「できたことは目標の半分もいかなかった」。政策の実現を目指したが、国会では与党の数の力を思い知らされた。知名度の向上、後援組織の強化も道半ばだ。「まだやり残したこと、やりたいことがたくさんある」と次を見据える。

 虎之助氏は政界を引退する見通し。国会ではあえて距離を置いてきたが、「意志を継ぎ、頑張りたい」。父であり、政治の師でもある虎之助氏の思いも胸に、国政の舞台で働き続けることを誓う。(三島大一郎)

【メモ】

・座右の銘…「積小為大」。小さなことの積み重ねが大きな成果につながる。「自分の性格に合っている」

・休日の過ごし方…カレー作り。3人の息子に振る舞う。評判は上々

・趣味や好物…ビートルズ楽曲鑑賞、野球観戦。チョコレートケーキが好き

【特集ページ】参院選2022

参院選兵庫22横顔
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