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縦1・2メートル、横1・8メートルの特大パネルやオブジェで「かなしきデブ猫ちゃん」の世界を表した企画展=23日午後、神戸市灘区王子町3
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縦1・2メートル、横1・8メートルの特大パネルやオブジェで「かなしきデブ猫ちゃん」の世界を表した企画展=23日午後、神戸市灘区王子町3

 神戸新聞で連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の世界を紹介する企画展が24日、神戸市灘区の神戸文学館で始まる。3歳のオス猫「マル」が兵庫や愛媛を旅する様子を描いた絵や、兵庫工業高校(同市兵庫区)の生徒が作ったマルの特大オブジェなどが並び、物語の世界へいざなう。9月11日まで。

 「デブ猫ちゃん」は作家早見和真さんが文、絵本作家かのうかりんさんが絵を手掛ける。2018年4月~22年1月、愛媛新聞で計3シリーズを掲載。今春からは冒険の舞台を兵庫県に移し、神戸新聞朝刊で毎週土曜に連載している。

 企画展は同館主催、神戸新聞社後援。愛媛、兵庫の各シリーズで掲載された絵を引き伸ばしたパネルや絵本、掲載紙、グッズなど約110点を集め、物語を最初からたどることができる。

 パネルは、銀河鉄道に乗るマルや愛媛県八幡浜市で特訓するマル、神戸に向かう船上でマルが少女と出会う情景、神戸栄光教会、明石市の魚の棚などで仲間と語り合う姿を、優しく温かいタッチで表現。高さ1・1メートルの手作りオブジェは、触ったり、一緒に撮影したりもできる。

 無料。午前10時~午後6時(土日祝日は午前9時~午後5時)。水曜休館。同館TEL078・882・2028

(金 慶順)

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