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アウトドアブランド「コールマン」とコラボしたビアガーデン=都ホテル尼崎
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アウトドアブランド「コールマン」とコラボしたビアガーデン=都ホテル尼崎
神戸メリケンパークオリエンタルホテル・ビアテラスのバーベキューメニュー=神戸市中央区波止場町
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神戸メリケンパークオリエンタルホテル・ビアテラスのバーベキューメニュー=神戸市中央区波止場町
3年ぶりに収容人数、営業時間の制限なしに再開した神戸メリケンパークオリエンタルホテル・ビアテラス=神戸市中央区波止場町
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3年ぶりに収容人数、営業時間の制限なしに再開した神戸メリケンパークオリエンタルホテル・ビアテラス=神戸市中央区波止場町

 新型コロナウイルス禍で開催が自粛されていたビアガーデンが今夏、兵庫県内各地でも続々と再開している。密を避けて楽しむコロナ禍のキャンプブームを背景に、都心で「アウトドア気分」が味わえる企画が目立つ。アウトドアブランドとコラボしたビアガーデンも初登場。海風を浴びながら食するバーベキューも人気だ。(津谷治英、中島摩子)

 阪神電鉄尼崎駅から徒歩約6分の都ホテル尼崎(尼崎市昭和通2)。国道2号沿いの1階広場には、キャンプ場でおなじみの日よけの「シェード」が3張とテントが設営されている。

 いずれもアウトドアブランド「コールマン」のもの。ランタンや一部のテーブルや椅子、スタッフの帽子もコールマン製だ。

 アウトドアブームに目を付けたホテルでは、約2年前からコールマンとのコラボ企画を温めてきたという。緊急事態宣言の発令などでかなわず、今年ようやく実現にこぎ着けた。

 会場では、スペアリブや骨付きソーセージなど約30種類の料理と、約150種類のドリンクを用意。スタッフは「キャンプグッズがあると気分が上がる-という声もある。開放的な雰囲気とランタンの明かりで、キャンプ気分やピクニック気分を楽しんでほしい」とPRする。

 神戸港を一望できる神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)のビアテラスでは、複数のグループがジョッキを片手に乾杯を楽しんでいた。

 ビアガーデンはホテルの看板だが、2年前は中止、昨年は時間や人数を制限し、半月だけの営業にとどまった。今年は「同一テーブル4人以下」など県が飲食店に求めていた制限が解除され、「3年ぶり通常営業」。広報担当者は「やっと、いつもの夏が戻ってきた」と目を細める。

 「海沿いでアウトドア気分を満喫してほしい」と担当者がお薦めするのは「バーベキュープレート」だ。牛肉や海鮮素材などをグリルで焼きながら味わえる。

 和洋中の料理のビュッフェと生ビール、カクテル、ワインなど約30種の飲み物も用意。「都会のど真ん中で開放感を味わえる。夜景と食事で、自粛生活のストレスを解消してほしい」

 同じく神戸港のホテルオークラ神戸(同市中央区波止場町)も18日から3年ぶりにビアホールの通常営業を再開。改修中の神戸ポートタワーが望める屋外の広場も開放し、海風に当たりながら喉を潤すことができる。

 「コロナ禍で自粛生活が続き、アウトドア需要が加速した。ようやく家の外でお酒を飲める状況に近づいてきたこの夏、アウトドア感のあるビアガーデン人気にますます火がつきそう」と分析するのは、ホットペッパーグルメ外食総研(東京都)の上席研究員、有木真理さんだ。

 同総研がコロナ禍前の2019年に調査したところ、ビアガーデンに求めるものの1位は「開放感」で、料理や飲み物の種類の豊富さなどの項目を除くと、3位に「非日常感」、6位「キャンプのようなアウトドア感」、8位に「バーベキューのように自分たちで作れる料理」が入っていた。

 有木さんによると、非日常的な時間を過ごせる「自然」を求める背景は三つ。(1)1990年代の第1次キャンプブームの頃に小学生だった世代が30代前後になっている(2)ストレス社会の中で癒やしを求めている(3)自然は交流サイト(SNS)で「いいね!」がもらいやすい-。

 コロナ禍で自然に対するニーズが強まった一方、キャンプや自然を求めての遠出は時間的にも金銭的にもハードルが高い面もあり、有木さんは「ニーズに応えるべく、ビアガーデンは進化している」とみている。

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