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USBを紛失した事について謝罪する委託業者「BIPROGY」の幹部ら=24日午後5時、尼崎市役所
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USBを紛失した事について謝罪する委託業者「BIPROGY」の幹部ら=24日午後5時、尼崎市役所
USBを紛失した事について謝罪する委託業者「BIPROGY」の幹部ら=24日午後3時半、尼崎市役所
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USBを紛失した事について謝罪する委託業者「BIPROGY」の幹部ら=24日午後3時半、尼崎市役所
紛失したUSBが見つかったことを知らせる尼崎市のホームページ
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紛失したUSBが見つかったことを知らせる尼崎市のホームページ

 兵庫県尼崎市の全市民約46万人分の住民基本台帳情報などを記録したUSBメモリーが紛失した問題で、委託先の大阪市北区の「BIPROGY(ビプロジー=旧日本ユニシス)」関西支社(ビ社)が24日午後に会見し、USBが見つかったと発表した。パスワードが変更された形跡はなく、USBが入っていたかばんも特に荒らされた様子はなかったという。

 ビ社によると、同日午前11時40分ごろ、紛失した本人からビ社に見つかったと連絡があった。かばんの中に入れていたスマートフォンの位置情報を携帯電話会社に問い合わせ、位置情報が示す地点近くを大阪府警の警察官約30人とともに重点的に捜索。大阪府吹田市のマンション敷地内で、USBメモリーが入っていたかばんごと見つかったという。マンションは、本人が22日夜に飲食した居酒屋から離れた場所にあるが、本人は当時、泥酔していたとみられ、置いた記憶がないという。

 同社はメモリーの記録を解析。現時点では、本人が尼崎市からデータをUSBに移したままの状態だったといい、市民の個人情報にアクセスされた形跡がないかなどをさらに調べている。

 USBに入っていたのは、全市民の住民基本台帳情報▽住民税情報約36万件▽非課税世帯や生活保護受給世帯など約8万3千件の給付対象世帯情報▽生活保護・児童手当受給世帯の口座情報約8万6千件。閲覧にはパスワードが必要で内容は暗号化処理されている。

 ビ社は尼崎市の新型コロナウイルス臨時特別給付金の支給事務全般を担っている。個人情報は大阪府吹田市のコールセンターで市民の問い合わせに対応するために必要で、21日に関係する別会社の40代男性社員に対し、USBを使って市からデータを持ち出し、センターで入力するよう依頼したという。

 この社員は移管作業を済ませると、ビ社の社員に誘われて午後7時半~10時半に居酒屋で飲食。解散後、帰る途中に路上で眠ってしまい、22日午前3時に目覚めてUSBが入ったかばんがなくなっていることに気付いた。同日は会社を休んで周辺を捜したが見つからず、同日中に大阪府警に遺失物届を出し、ビ社を通じて午後4時前に尼崎市に伝えたという。

 市はビ社との契約時に、データの持ち出しには市の許可が必要で、やむを得ない場合もUSBから速やかに消去するよう求めていたが、ビ社は社員に明確な指示をしていなかった。

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