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投票用紙に記入する有権者ら=神戸市内
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投票用紙に記入する有権者ら=神戸市内

 何かにつけ、「タイムパフォーマンス」という言葉を耳にすることが増えました。かけた費用がどれだけの効果を生み出したかを表す「コストパフォーマンス」の変化形で、かけた時間とそれに見合う効果のほどを意味するようです。「タイパ」「タムパ」などと略されるとか。

 さて、有権者が選挙で投票するのにお金はかかりませんが、時間はかかります。近所に投票所があるという人でも、家を出てから帰ってくるまで30分くらいはかかると思います。

 選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられてから今年で6年になりました。選挙のたび、指摘されるのが10代、20代の投票率の低さ。18、19歳の参院選での投票率は2016年の46・78%から19年は32・28%と、むしろ低下傾向にあります。

 一言でいえば「政治に関心がない」ということなのでしょうが、言い換えれば「大切な時間を費やしてまで行くのはちょっと…」ということでしょう。で、それに見合うことあるの? タイパが悪いよ-と。時間短縮の解決策として自宅のパソコンやスマートフォンから瞬時に投票できるネット投票を望む声もありますが、まだ議論の途上です。

 インターネット上の動画や録画したテレビドラマを倍速で見る傾向が、若い世代ほど強いと言われます。そんなに忙しいのか? そうつっこみたくもなりますが、これも「タイパ」の意識ゆえかもしれません。

 とはいえ、です。選挙は「現在」だけでなく、「未来」について考える時間でもあります。タイパはそれほど悪くないのでは…ということを記事でどう伝えればよいのか。考えてはいるのですが、妙案が浮かばぬまま、時間はたつばかり。タイパが…。(報道部デスク・岸本達也)

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