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森口製粉製麺の唐辛子入りうどんの調理例
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森口製粉製麺の唐辛子入りうどんの調理例
播州の乾麺メーカー各社が海外向けに力を入れる輸出用商品
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播州の乾麺メーカー各社が海外向けに力を入れる輸出用商品

 手延べそうめん「揖保乃糸」など、乾麺の一大産地・播州を海外に発信しようと、兵庫県たつの市や姫路市の乾麺メーカー各社が、輸出用の商品を開発した。唐辛子を練り込んだうどんや、スプーンで食べるそうめんなど、こだわりの約20商品で勝負する。各社が品ぞろえを増やして競い、産地全体で「播州乾麺」ブランドの確立を目指す。(段 貴則)

 播州乾麺輸出拡大協議会が加盟事業者に、欧米や東南アジア向けの商品開発を呼び掛けた。同協議会は2021年、揖保乃糸の生産者でつくる兵庫県手延素麺協同組合(たつの市)と、機械製麺の県乾麺協同組合(姫路市)に加盟する9社が設立。国内消費の伸びが鈍化する中、25年度の輸出量を20年度比1・5倍の2千トンとする目標を掲げている。

 生地が2層構造の「カレー麺」など、個性派の商品づくりが特長の森口製粉製麺(たつの市)は、しょうゆ味の「播州宿禰(すくね)らーめん」と唐辛子入りでピリッと辛い「播州唐辛子うどん」を商品化した。らーめんは、たつのにゆかりがある「相撲の始祖」の野見宿禰にちなみ、パッケージに力士をデザインするなど、海外の消費者に日本産を強く印象付ける。唐辛子うどんは東南アジア向けを意識したという。森口暢啓(まさひろ)社長は「自社で輸出事業に乗り出すのは初めて。海外でも売り上げを伸ばしつつ、播州乾麺の浸透にも役立てれば」と話す。

 播州のご当地麺「チャンポンめん」で知られるイトメン(同)は、これまでにもタヒチなどで海外展開してきたが、輸出用に「SOMEN(そうめん)」を推す。野菜やドレッシングと混ぜるだけの短い熟成乾麺を「サラダ用」として提案する。はりま製麺(同)は、麺の長さを約2センチにし、スプーンで食べる「野菜そうめん」などを投入する。子どもから高齢者まで箸使いが苦手な外国人にも食べやすくするなど、各社が工夫を凝らしている。

 同協議会は今月、東京で開催された輸出商談会に出展し、各社の商品を海外のバイヤーらに紹介した。同協議会の会長で、輸出用に新商品、抹茶そばを開発した東亜食品工業(姫路市)の井上位一郎社長は「商談会での反応は良かった。海外での商談会に出展するなど、これから本格的に売り込んでいきたい」と手応えを感じている。

西播
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