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日没後、田園地帯を走る列車の光跡=兵庫県神河町
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日没後、田園地帯を走る列車の光跡=兵庫県神河町
山あいのまちを走るJR播但線の列車=兵庫県神河町
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山あいのまちを走るJR播但線の列車=兵庫県神河町
夕暮れ時、エンジン音を響かせて走るJR播但線の列車=兵庫県神河町
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夕暮れ時、エンジン音を響かせて走るJR播但線の列車=兵庫県神河町
光跡を描きながら夕闇を駆ける抜けJR播但線の列車=兵庫県神河町
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光跡を描きながら夕闇を駆ける抜けJR播但線の列車=兵庫県神河町

 薄暮に包まれた山あいのまちに鮮やかな光跡が描かれていく。兵庫県神河町、JR寺前駅。出発した列車はエンジン音を響かせて但馬地域へと北上する。

 姫路-和田山駅間約66キロを結ぶJR播但線は1906年に現在の区間が全通した。以来1世紀以上にわたり、県中央部を南北に走る地域の「足」となり、阪神・淡路大震災では神戸線などが寸断された際の迂回(うかい)路として重要な役割も果たす。

 一方、ローカル線は今、周辺の過疎化に加え新型コロナウイルス禍で乗客数がさらに減り、存続の危機にある。JR西日本は今春、赤字路線の収支を初めて公表。県内では山陰、播但線など4路線、寺前-和田山間を含む6区間が対象となった。

 各沿線の自治体では今まで以上に住民らへの利用呼びかけや、運賃の助成など路線維持へ動き出しているが廃線の不安は消えない。

 眼下の光跡は地域の「生命線」のようにも。輝きが途切れないことを願い、列車の音に耳を傾ける。(秋山亮太)

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