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工事現場で安全パトロールに取り組む兵庫労働局職員ら=神戸市須磨区若宮町1
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工事現場で安全パトロールに取り組む兵庫労働局職員ら=神戸市須磨区若宮町1

 労働災害を防止するための「全国安全週間」(1~7日)に合わせ、兵庫労働局などは、神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区)のリニューアル工事現場で安全パトロールを実施した。兵庫県内では昨年、建設業で8人が労災で死亡。うち5人が墜落・転落、1人が熱中症で命を落とし、こうした事故を防ぐ工夫について重点的に確認した。

 同水族園では、今年1月から2024年春まで再整備工事が行われる。現在、約300人が従事する。

 兵庫労働局の鈴木一光局長ら9人が見守る中、作業員は2人一組になってヘルメットや安全帯の状態を確認した後、平均台を渡るなどして体調をチェック。熱中症対策では、冷房が効いた休憩室の設置や冷却ベストの着用、体の不調を感じたらすぐに伝えるよう呼びかけなどを進めていた。

 鈴木局長は「手すりや足場をきっちり設置していたり、給水を強制的にさせたりと、職場の安全意識が高いと感じた」と振り返った。(小谷千穂)

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