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夜の森に浮かび上がる天の川=兎和野高原(35秒露光、赤道儀を使用)
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夜の森に浮かび上がる天の川=兎和野高原(35秒露光、赤道儀を使用)

 夏は、夜空に架かる天の川が1年で最も見えやすい季節。まちの明かりが届かない兵庫県香美町村岡区の兎和野高原でも、空に連なる雲状の光の帯が淡い白色に浮かび上がる。

 標高約550~650メートルの兎和野高原は周辺に人家がなく、星空観察の絶好スポット。月のない晴天の夜、南の空に目をこらすと、さそり座や射手座の付近から夏の大三角を通り、北の空へと続く天の川がほんのりと輝く。

 天の川は7、8月が最も濃く見えるとされ、但馬地域では山間部のキャンプ場などでも観察できる。県立兎和野高原野外教育センターの丸山一則所長(65)は「こぼれるような星空は最高のごちそう。キャンプで但馬を訪れる機会があれば、夜空を見上げて天の川を探してみて」と話した。次の新月は29日。(長谷部崇)

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