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きしろスタジアムと明石トーカロ球場の改修を要望する兵庫陸上競技協会の竹原昇副会長(手前右から2人目)や兵庫県高校野球連盟の西茂樹会長(同3人目)ら=兵庫県庁
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きしろスタジアムと明石トーカロ球場の改修を要望する兵庫陸上競技協会の竹原昇副会長(手前右から2人目)や兵庫県高校野球連盟の西茂樹会長(同3人目)ら=兵庫県庁

 老朽化が課題となっている兵庫県立明石公園(明石市)内の陸上競技場「きしろスタジアム」と明石トーカロ球場について、競技団体の代表らが14日、県庁を訪れ、斎藤元彦知事に改修などを要望した。

 同スタジアムは第3種の公認陸上競技場として各種大会に利用されているが、レーン幅の規定変更により、公認継続にはトラックの改修が必要とされる。現在、全国高校野球選手権兵庫大会が開かれているトーカロ球場も、スタンド上部の強度不足で観客席の4割に当たる約1800席が使用中止となっている。

 兵庫陸上競技協会の竹原昇副会長は同スタジアムについて「県の中心にある競技場として、今も各種公認大会が開かれている」と重要性を説明。県高校野球連盟の西茂樹会長は「観客や選手が安心できる環境を整備してほしい」と訴えた。

 斎藤知事は「しっかり改修していくので安心してほしい。提案もいただきながら、いい施設にしていきたい」と応じた。県は県立都市公園をテーマにした検討会を既に立ち上げており、両施設の在り方もこの会合の中で話し合う。(田中陽一)

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