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 今月投開票された参院選で、各政党が兵庫県内で得た比例票を基に、神戸新聞社が来年春の県議選(定数86)の結果を単純に試算したところ、自民党(二つの会派)が40議席と過半数を割る一方、日本維新の会が現在の6倍超の26議席を獲得するとの予測が出た。ただ、政党同士の選挙協力の成否によっては予測結果も大きく変わり、4年に1度の決戦に向けて駆け引きや交渉が活発化しそうだ。

 政党対決の要素が色濃い参院選比例代表と、個人を選ぶ県議選では判断基準が異なる上、各党の擁立姿勢もまだ定まっておらず、実際の獲得議席は変わる可能性がある。また選挙区によっては無所属の県議もいるが、参院選の比例票に基づく試算のため、考慮できていない。

 試算は原則として、全ての選挙区に自民、公明、維新、共産党がそれぞれ独自候補を擁立し、県議会で同一会派「ひょうご県民連合」を組む立憲民主党や国民民主党などが協力する-との想定で行った。

 【定数1、2の選挙区】

 県議選の定数は変わらないが、選挙区数は来春から豊岡市と美方郡が合区されて1減の38となる。定数1の選挙区は18あり、このうち17選挙区を自民が制すと予想。唯一、維新に敗れた芦屋市でも、国政で連立政権を組む公明の支援があれば逆転できる。定数2の選挙区は、合区される「豊岡市・美方郡」を含めて7あり、いずれも自民と維新が分け合った。

 【定数3の選挙区】

 定数3の8選挙区は、7選挙区で自民、維新、県民連合が1議席ずつ獲得し、川西市・川辺郡のみ維新2、自民1となった。ただ、県民連合内の協力関係がなければ、多くの選挙区で維新が2議席目に届く。また自公が協力すれば、試算上ではいずれの選挙区でも両党で2議席の確保が可能となり、その場合は県民連合や維新が議席を失う。

 【定数4の選挙区】

 定数4のうち、明石市は維新が2議席、自民と県民連合が1議席ずつ獲得。加古川市は自民、公明、維新、県民連合が1議席ずつを分け合った。明石も自公が協力すれば2議席を得ることができ、維新が1議席減らす。

 【定数7、8の選挙区】

 定数が多い選挙区については、県民連合を構成する立民、国民なども含め、各党が競合するとの想定で試算した。その結果、自民と維新は定数7の尼崎市と西宮市、定数8の姫路市でそれぞれ2議席ずつ確保し、共産も各1議席を得る。公明は尼崎と姫路で各2議席、西宮市で1議席。県民連合は西宮と姫路で1議席に届く。

     ◇

 以上の試算によると、自民は2会派(自民、自民兵庫)で持つ計45議席から減らし、現有4議席の維新は6倍超の大幅増になる。県民連合(現有12議席)は微減の11議席で、公明(同12議席)は6議席、共産(同5議席)は3議席に減らす。県議会には現在、無所属も2人いるほか、国政選挙への挑戦などで欠員6となっている。(田中陽一)

■試算の方法 10日に投開票された参院選で各党が獲得した県内比例票を基に、定数1の選挙区は、その選挙区で最も多くの比例票を集めた政党の議席とした。定数が複数の選挙区については、各党の得票総数を1、2、3、4…と順番に割り、出た数字の大きい順に議席を割り振る「ドント方式」で予測した。

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