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政策を発表する児童ら=東京都千代田区、衆院第1議員会館
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政策を発表する児童ら=東京都千代田区、衆院第1議員会館

 小学生が国会や選挙を身近なものとして学ぶ「夏休みこども国会」が25日、東京・永田町で開かれた。約100人が参加。政策を考え、互いの投票結果で競う模擬選挙を体験した。

 若者の投票率が低い現状を変えようと、民間企業や国会議員らでつくる実行委員会が初めて企画した。

 子どもたちは国会議事堂を見学し、議員や省庁職員の話を聞いた後、「こども選挙」に挑戦。「しごと」「くらし」など学年別のテーマに応じ、班ごとに党名や公約を話し合った。

 「みんな平等党」が「敬語を押し付けない」と主張すれば、「労働環境党」は「上司を投票制に」と提案。投票の結果、西宮市立南甲子園小学校3年の男児(9)が参加した班は、節電や健康のための「早寝早起き」などを掲げて同学年の中で1位となり、両手を突き上げて大喜び。男児は「いろいろ勉強して政治家になりたい」と意欲が増した様子だった。

 米国在住の女児(12)も、神戸市中央区の実家から参加。「アイデアの共有が楽しく、選挙を実感できた」と話していた。(永見将人)

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