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 神戸市は9日、新型コロナウイルスに感染して自宅療養中だった80歳以上の女性が7日に死亡したと発表した。第7波で市内の自宅療養者が亡くなるのは2人目。

 市によると女性に基礎疾患はなく、2日に発熱。4日に医療機関を受診して陽性が判明し、軽症のため帰宅した。

 しかし、6日午後10時半ごろ、女性が激しい胃の痛みを訴え、家族が119番した。保健所が受け入れ先の病院を調整したが、他の患者との優先度などから緊急で入院すべき状況ではないと判断した。高齢のため往診医の派遣を決めた。

 往診医の調整中だった約2時間後、女性の意識レベルが低下したため、家族が再び119番。7日午前1時すぎに往診医が到着し、死亡を確認した。市健康局の担当者は「医療機関に余裕があれば受け入れができた」としつつ、現在の感染状況下での対応に「問題はなかった」と説明した。

 市内では4日にも基礎疾患のある高齢男性が自宅療養中に亡くなった。前日に陽性判明後、入院の必要はないと判断され、保健センターが電話で体調確認をしていたが、容体が急変した。(名倉あかり)

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