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帰省や旅行で新幹線を利用する家族連れら=11日午前、神戸市中央区加納町1、JR新神戸駅(撮影・長嶺麻子)
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帰省や旅行で新幹線を利用する家族連れら=11日午前、神戸市中央区加納町1、JR新神戸駅(撮影・長嶺麻子)

 新型コロナウイルス流行の「第7波」が収まらない中、お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。行動制限がないお盆は3年ぶりだが、家族連れらは事前に検査を受け、古里でも行動範囲を狭めるなど慎重な姿勢が目立った。

 JR西日本によると、山陽新幹線の自由席乗車率は午前9時すぎ、新大阪駅を出た博多行きのぞみが130%に達した。10~17日の新幹線・在来線の指定席予約は、7月下旬時点で前年の3倍弱に増えたが、コロナ禍前に比べ6割程度という。

 新神戸駅(神戸市中央区)ではこの日朝から、キャリーバッグを引く親子連れらが次々と新幹線を乗り降りした。同駅に兵庫県が設置した臨時の無料検査拠点にも十数人の列ができた。

 島根県の実家へ長女(4)と帰省する保育士の女性(37)=神戸市灘区=は事前に検査を済ませ、「不安はあるが、親が楽しみに待っており、娘に田舎でしかできない経験をさせたい」。熊本県へ家族で向かう小学5年の男児(11)=同市垂水区=は「なかなか会えないおじいちゃん、おばあちゃんと、お話をして楽しく過ごしたい」と声を弾ませた。一家は帰省先での外出を墓参りにとどめるという。(井川朋宏)

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