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「プチプチ」を使って遊ぶ子どもたち=姫路市久保町
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「プチプチ」を使って遊ぶ子どもたち=姫路市久保町
駅西地区の活性化案を発表する三木健司さん(右奥)ら「ひめじ基地」メンバーたち=姫路市南町
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駅西地区の活性化案を発表する三木健司さん(右奥)ら「ひめじ基地」メンバーたち=姫路市南町

 旧姫路市営モノレールの橋脚がある長屋(兵庫県姫路市久保町)の一角を活用した遊び場が、人気を集めている。神姫バスに勤める会社員ら4人が運営する「こどものASOBIBAひめじ基地」。姫路駅西地区(同市忍町、久保町)ににぎわいを呼び込もうと、不定期でイベントを開いている。

 4人は今年1月、駅西地区の活性化策を考える同市主催の講座「リノベーションスクール@姫路」で知り合った。「ニョキニョキ延びた橋脚がかわいい。子どもと一緒に楽しめる場所にしたい」と、長屋の活用案を発表。旧モノレールあそび場制作委員会を結成し、イベントの準備を進めた。

 第1弾は5月、気泡緩衝材「プチプチ」で室内をいっぱいにした。約20人の子どもが集まり、体全体でプチプチの感触を楽しんだ。7月末にはランタンづくりに加え、忍町と久保町を巡る「しのくぼたんさくツアー」も実施。ひめじ基地を地域にアピールする一方、新しい飲食店やスポットの開設が続く「しのくぼ」の魅力を参加者に知ってもらう機会とした。

 同委員会の三木健司さんは「今は単発のイベント開催だが、活動を重ね、将来は日常的に親子連れが集えるエリアになれば」と話している。イベント情報は交流サイト(SNS)の写真共有アプリ・インスタグラムなどで発信している。(段 貴則)

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