コロナ対策膨らみ、歳入歳出過去最大に 実質収支は２８年ぶり黒字 県が２１年度決算見込み

2022/8/18 18:48神戸新聞NEXT

コロナ対策膨らみ、歳入歳出過去最大に　実質収支は２８年ぶり黒字　県が２１年度決算見込み

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　兵庫県は１８日、２０２１年度の決算見込みを発表した。前年度の２０年度から続く新型コロナウイルス対策の経費が膨らみ、歳入、歳出ともに過去最大の３兆１千億円台に上った。経済活動の落ち込みを想定したため国からの地方交付税が増えたが、実際には企業業績が回復して県税収入は大幅に増加。自治体財政の指標「実質収支」は３４億１５００万円の黒字で、１９９３年度以来、２８年ぶりの黒字幅となった。

　２１年度の歳入は前年度比２３・２％増の３兆１７００億円で、歳出は同２２・４％増の３兆１３７３億円。いずれも過去最大だった２０年度決算を更新した。

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